INTERVIEW02
K.O 2016年入社 運行管理者
私の場合は最初から運行管理者を目指していたわけでなく、バス運転手を経て今の仕事に就きました。それ以前は輸送会社をはじめ複数の場所で事務職をしていたのですが、新聞で大型二種免許の取得を支援する第1期生の募集を見つけて。免許を持っていない自分でもバス運転手を目指せることが決め手になり、入社に至りました。
最近は専任メンバーが増えてきましたが、数年前は私のように両方の仕事をする社員ばかりでした。現在は携わって3年目の運行管理者をしながら、たまに運転手もしています。異動後、役割については先輩が丁寧に教えてくれましたし、顔なじみが多く、運転手の仕事を理解していることは今の業務でも大いに役立っています。
運転手の健康状態などを確認する「点呼」は運行管理者の重要な仕事。その際、それぞれに必要な情報も提供しています。新人さんには初めて走る道の注意点を教えたり、個々の性格を踏まえて伝え方を工夫したり…そうした気遣いに、感謝の言葉や、逆に運転手さん側からも最新の道路状況や天候情報が返ってくる温かい職場です。
運行管理者は公休が連続しているため、遠出や旅行をしやすく、子どもを連れて近場にお出掛けすることも多いです。旬な情報や穴場スポットなどを知りたい時は、観光に詳しい貸切バスの運転手に聞くと、喜んで色々と教えてくれます。それから個人的な趣味といえばカラオケ。最近は友人たちと集まって歌いに行っています。
勤務表は通常1週間前には完成していますが、体調不良や急用での休みがあれば、再構成を実施。各運転手が乗務するバスの割り振りが、出勤後に最初に行う仕事です。無事に調整が済むと、運転手さんから感謝され、次に誰かが休む際は「こないだ助かったから」と当番を代わってくれるなど“お互い様”の精神が根づく風土です。
酒気帯びの有無、運転者の疾病・疲労・睡眠不足などの状況、日常点検の実施などを確認します。同時に運行前には「工事で道幅が狭くなっているみたいです」「雪が降ってきたので、スリップに気をつけてくださいね」など安全運行のために必要な情報の連絡を、終了時には他の運転手に伝える情報などをヒアリングしています。
点呼の合間に、ユーザーからの各種お問い合わせへの対応や翌週以降の勤務表の作成を行います。バス運転手さん達が安心して気持ちよく働けるように、たとえばこの人は収入優先か、休み優先かなど、個々の大事にしたい部分を念頭に置いた勤務シフトの作成は運行管理者のひとつの腕の見せ所です。
運行管理の状況により、休憩の長さやタイミングはさまざまですが、食事のための休憩はだいたい1時間以上、設定されています。仮眠室でひと眠りしたり、運転手が思い思いに過ごしています。ちなみに私は必ず合間に仮眠を取る派です。
勤務後半の休憩です。夕食を取り、お昼と同じ様に休憩を取ります。11時の運行終了まであと一息!
翌朝の準備まで仮眠をとります。翌日は9時に退勤なので、明後日の9時の出勤まで1日休日のような感覚です。
寝る前には出入口の戸締りに注意します。
お客様対応や「バス停の時刻表が風で飛ばされてしまった」など、突発的なトラブルがない限り、残業はほぼ発生しません。仕事を通じて突然なことへの対応力がついたうえ、1日の中で点呼と複数業務を組み合わせて行うため、マルチタスク力が向上。YouTubeを観ながら、洗濯物を干したり、料理をしたり、私生活でも活きています。
現在募集中の職種について、応募条件や勤務地、勤務時間、休日休暇、給与、福利厚生など、事前に知っておきたい基本的な情報をまとめて掲載しています。自分に合った仕事を見つけるための重要な情報が集約されているため、応募前にぜひご確認を。その後、ホームページからの応募も可能です。